うえだ眼科クリニックの
ブログ

うえだ眼科クリニック、7月13日の手術内容

2021年07月13日

本日、白内障手術4件(乱視矯正1件+成熟難症例白内障1件を含む)と霰粒腫切開手術2件の合計6件の手術を無事に終了いたしました。

 さて、本日の霰粒腫手術hは巨大霰粒腫の方と、通常の霰粒腫の手術だったのですが、そのうちのお一方は、私の霰粒腫のブログを読んでいただいて、わざわざ遠方よりお越しいただいた患者様でした。ひと時は、私の霰粒腫のブログがグーグル検索で8位になっていたこともあり、そちらを見ていただいたようです。こういう風に、自分を頼って来ていただける喜びに感謝を感じつつ、いつも通り丁寧な手術をさせていただきました。

 また、通常では難しいような瞳孔が収縮している上に、水晶体が固くなっている成熟白内障の方の手術も同日に実施いたしました。荻窪病院の眼科部長時に近隣の杉並の先生から紹介された成熟白内障の方を多く手術していた経験もあり、問題なく手術は終わりましたが、どうしても通常の手術よりは時間がかかってしまい、明日は少し術後の炎症が強く出そうです。

 こういう時は、もう少し早めにつを手術を決断されていれば、手術も簡単に終えることができるのになと思いながらも、明日の患者様の笑顔を楽しみにしたいと思います。

うえだ眼科クリニック、1月19日の手術内容

2021年01月19日

本日、白内障手術6件(多焦点レンズ2件、乱視矯正4件を含む)+霰粒腫切開手術1件、合計7件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています 。

 本日の霰粒腫切開の患者さんは、かなり大きめ霰粒腫の患者さんでした。霰粒腫に対しては海外ではステロイド注射をすることで縮小させるという治療がありますが、今日の患者さんも他院でステロイド注射を実施したものの、大きさが変わらないと言うことで相談で来院されたのが経緯です。霰粒腫は内容物が ”牛脂” のような繊維性の塊になっているため、ある程度の大きさになってくると、なかなか縮小しないようで今回の手術となりました。

 しかし、いざ切ってみると霰粒腫が二つつながったような双子の霰粒腫で、私が経験した中で一番大きい霰粒腫でしたが、少しでも小さくなるように内容物を極力摘出して無事に終わりました。あとは、小さくなってくるように祈りつつ診察してゆきたいと思います。

うえだ眼科クリニック、7月7日の手術内容

2020年07月07日

本日、白内障手術4件+霰粒腫切開手術1件+眼瞼結膜腫瘍手術の合計6件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています。

 以前、私の書いた霰粒腫のブログがグーグルの検索上位に表示された時期があったためか、最近霰粒腫に関連したメールを頂くことがあります。意外と霰粒腫切開などの眼科小手術をしていない眼科も多いと言うことで、相談も含めてのメールのようですが、やはり霰粒腫が再発したり、なかなか良くならないといった悩みの声が多いようです。どうしても代謝が活発な若い方におきやすい病気ですので、お仕事で忙しい中で手術の調整など大変だと思います。まずは担当医によく相談して、それでも分からないときは、当院HPからお問い合わせ頂ければ、可能な限りお話しさせて頂きますので宜しくお願い致します。

うえだ眼科クリニック、6月2日の手術内容

2020年06月02日

本日、白内障手術7件(多焦点3件を含む)+霰粒腫切開手術1件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています。

 なお、今日は私にゆかりのあるドクターが私のことを頼ってきて来院していただいたことで、霰粒腫の手術をさせていただくこととなりました。こういう時に、知り合いに頼られる眼科として仕事ができているというのは、やりがいも感じることがあり、ありがたいことだと思いつつ、ますます頑張っていこうかと思いました。

”病診連携” と ”診診連携” について

2019年11月26日

さて、本日の霰粒腫手術については、”診診連携”紹介での当日初診+当日手術の患者さんでした。”病診連携”という単語は聞いたことがあるかもしれませんが、これは一般的に総合病院ー診療所間の紹介での連携という意味で、”診診連携”とは、診療所ー診療所間の紹介での連携という意味になります。

 簡単に言うと、個人のクリニックから、個人のクリニックへの紹介というのが診診連携ということです。大学病院や、総合病院は多くの専門のドクターが在籍していますので、個人のクリニックからの紹介があるのはわかるかもしれませんが、診診連携パターンとしては、個人のクリニックでも専門的な治療をしている施設や、当院のように手術にも対応している施設に対しての紹介というのが診診連携のパターンとなります。


 本日の方は、手術をされていないクリニックからの、手術適応と考えられた霰粒腫の手術依頼でした。一般的に”病診連携”の時は、紹介状をもらって受診したその日に手術が出来ることは少なく、後日に改めて手術の日程を計画することが多いと思います。しかし、当院は個人クリニックと言うことでスピード感も重視しておりますので、診診連携などでお電話を頂いた患者さんはなるべく初診で受診された、その日に手術をしてあげたいと言うことで、本日紹介されてそのまま手術となった感じです。


 私自身は防衛省や総合病院の部長として勤務していた経験上、組織の大きさに比例して、速度感を出すのが難しいと感じていたこともありますが、こういう時には個人で開業をしたことで、患者さんここにあった診療とスピード感を出すことができることはメリットであると感じています。


 もちろん、手術をすべきで無い人に手術をするわけにはいかないので、ある程度の診断がついた上で紹介される方限定の方法となりますが、現役で働いている方にとっては、少しでも通院回数を減らすことが出来るのはいいことではないかなと思っておりますので、今後もどんどん対応してゆく次第です。