うえだ眼科クリニックの
ブログ

◎iStent(アイステント):低侵襲緑内障手術(MIGS)併用の白内障手術はじめました。

2022年11月10日

こんにちは、うえだ眼科クリニック 院長 上田です。今回のブログですが、当院で2022年11月より開始しました低侵襲緑内障手術併用の白内障手術のお話をさせていただきます。さて、では低侵襲緑内障手術というのはどういうものかといいますと、iStent(アイステント)(図1)といわれる、微小な金属の ”ステント” といわれる器具を白内障手術をするときに目の中に留置する手術となっていて、この手術は最近流行りとなっている、低侵襲緑内障手術(MIGS : micro invasive glaucoma surgery)という、手術に分類されております。

図1、この指の先に写っている、黒い粒がアイステントです。小さいですよね。

●アイステントって?

 では、そのアイステントはどういうものかというと、緑内障を治療するために使われる医療機器で、医療用グレードのチタン合金でできています。このiStentを眼の中の組織に埋め込むことで、房水(ぼうすい)と言われる、目の眼圧を調整する液体の排出循環を改善し、眼圧を低下、安定することが目的です。当院で使用しているアイステントの手術は白内障手術と同時に行うものです。白内障手術では小さな切り口を作りますが、白内障手術の最後に、その小さな切り口からiStentを挿入して、繊維柱帯という眼の組織に埋め込みま(図2)すが、痛みを感じることはほとんどありません。

図2、繊維柱帯といわれる部分に挿入することで、目の中の水の循環が改善して、眼圧が下がる仕組みです。

 なお、アイステントは2014年から全世界で20万眼以上に使用されていて日本でも2017年から認可され、日本眼科学会の指導の下の講習会を受講し、アイステントに関する技能や手技に伴う合併症等の知識を得た医師のみが行える治療です。

●利点と安全性、そして危険性について

 この手術は白内障手術と同時に行い、挿入に要する時間は5分程度で済みますので、少ない侵襲で術後の回復が早い上に、眼圧を下げる効果が期待できます。また手術後に眼圧が下がること(個人差はあるものの緑内障点眼1種類分:1年後で3~8mmHg程度の減少)で、緑内障治療用の点眼薬の数を減らせる可能性がありますので、緑内障の点眼治療中の患者さんにとっては、点眼の数が減ることで点眼の手間から解放されたり、医療コストの削減にもつながるメリットがあります。ただし、全ての緑内障が適応になる訳ではなく開放隅角型の緑内障が適応になります。なお、安全性として、有害事象として報告されているのは、出血や炎症、目の違和感、ステントの詰まり、一過性の高眼圧や低眼圧などとなっております。

 以上、当院で開始した新しい治療のお話でした。詳細についてご興味あるかたは、ぜひ診療の時にでもお尋ねくださいね。眼科の手術は日々進化しており、新しい機材や手術方法がどんどんと開発されていますので、これからもそれらを勉強しつつ、常に最新の医療を皆様に届けたいと思っておりますので、今後もよろしくお願いいたします。

うえだ眼科クリニックでの感染症対策につきまして

2022年08月29日

うえだ眼科クリニック 院長 上田 至亮です。

 コロナ感染の第7派のさなか、皆さんも工夫をして感染症対策に取り組んでいらっしゃると思います。当院におきましても、一人でも多くの患者様が安心して受診いただけるよう感染症対策を実施しておりますが、なかなか目に見えない部分だと思います。そこで、このたび当院での感染症対策の参考となる動画ができましたので、公開させていただきました。

皆様におかれましても、引き続き手指消毒および、うがいの励行に留意され、健康的な、毎日をお送りされますよう、お祈り申しあげます。

医院開業勉強会へ  in 新宿

2022年08月28日

こんにちは うえだ眼科クリニック 事務長 上田麻衣子です。

本日新宿で開催された医院開業勉強会に出席しました。久々に半日の座学でした。当院は開院4年目となり、今さら開業勉強会の参加の必要はないのでは?と思いますが、初心に戻り、新しい開業・運営情報をアップデートしていくことは必要です。今日は最新の電子カルテの比較デモ体験や人事労務関係の話、資金調達に関することなど貴重な話を聞くことができました。

またクリニックの人事労務については、スタッフの人員不足により数名ぎりぎりの人数で運営した結果、スタッフの疲弊が深刻になった話や有給が申請できないクリニックなどの実例も聞きました。当院は有給消化率も高くスタッフの人員も充足出来ている点から、大きな問題もなく運営できている実感も掴むことができました。

クリニックの事業を当たり前に継続していくことは以外と難しい事で、日々学びの連続です。今日のような医業セミナーを通じ、有益な情報を取り入れ、実務に反映しながら今後もより良い眼科医療を提供をしていきたいと思いました。

うえだ眼科クリニック、8月16日の手術内容

2022年08月16日

うえだ眼科クリニック 院長 上田 至亮です。さて、夏も盛りということで暑い日が続いておりますが、先週夏休みをいただき、リフレッシュさせていただきました。早速、昨日からクリニックを再開しており、本日は休み明けの手術日でした。

ということで、本日は白内障手術7件(多焦点レンズ2件、乱視矯正4件を含む)と霰粒腫切開手術1件の合計8件の手術を無事に終了いたしました。また、白内障手術につきましては全例、先進のORA(術中波面収差解析装置)と連動したV-Lynkシステム(ORA SYSTEM™ with VerifEye™ Lynk)による手術で実施いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています。

うえだ眼科クリニック 患者様が10000人となりました。

2022年08月02日

皆様、平素より格別のご高配賜り誠にありがとうございます。

 うえだ眼科クリニック 院長 上田 至亮です。先日2022年8月1日をもちまして、うえだ眼科クリニックは無事に開院後、10000人目の患者様をお迎えいたしました。

 開院してからは実に4年が過ぎており,いよいよ5年目に突入しようかという中での数です。この2年間、コロナ災禍の中、根気強く通院いただいた患者様や、ご家族などの口コミでの紹介により、徐々に新しい患者様に来ていただいた結果と考えており、これもひとえに地域の皆様の暖かいご声援よるものと考えます。これからも、ますます杉並区及び練馬区の皆様へ最良の眼科医療を届けるべく邁進したい所存ですので、末永くおつきあい下さい。

                          院長  上田 至亮

                         事務長 上田 麻衣子   

                         職員一同