うえだ眼科クリニックの
ブログ

うえだ眼科クリニック、1月5日の手術内容

2021年01月05日

本日、白内障手術5件(多焦点レンズ1件、乱視矯正レンズ4件を含む)+霰粒腫手術1件+眼瞼下垂手術1件、合計7件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています 。

 さて、本日は年明け早速の手術日でした、本日も大きな事故なく手術を終えられてほっとしております。眼科の手術は小さい部位ですが、視力に係わる大きな成果を得られる手術だと思っております。引き続き、今年一年も慎重に手術を実施してゆきたいと思います。

新年のご挨拶

2021年01月01日

新年あけましておめでとうございます。 
うえだ眼科クリニック事務長 上田麻衣子です。
皆さま健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年も「見える喜びをいつまでも」を合言葉として

1、快適・安心・わかりやすい医療の提供を目指す
2、総合病院に劣らない診断と治療を提供するため、常に新しい治療に取り組み勉強する
3、職員一同、一致団結したチーム医療を目指す
4、経営の合理化を図ることで、良い医療体系を形成して医院を継続させる
5、公私ともに充実して仕事することで、個人としてのやりがいも充実させる

上記の組織理念を掲げ、患者様と職員の幸せを第一に運営してまいります。

「医療法人社団 至光会」の法人名にあるように、すべての人に希望の光が至りますように、院長共々鋭意努力する所存です。

何か不安なこと、病状についてご相談等ございましたら遠慮なくお尋ねください。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                          院長  上田 至亮
                         事務長 上田 麻衣子

うえだ眼科クリニック、12月22日の手術内容

2020年12月22日

本日、白内障手術4件(多焦点レンズ1件を含む)+霰粒腫手術1件+眼瞼腫瘍切除術1件、合計6件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています 。

 さて、いよいよ今年も年末ということで、今日は今年最後の手術日で ”手術納め” となりました、今年一年大きな事故なく手術を終えることが出来ましたことに安心しております。

 コロナ禍の中、患者様の皆様も大変だとは思いますが、引き続き皆さんに ”見える視力” と ”快適な視力生活” をお届けできるよう、頑張りたいと思います。

世界初! 5焦点眼内レンズ:INTENSITY (インテンシティ)のお話

2020年12月17日

皆さん、こんにちは うえだ眼科クリニック院長 上田至亮 です。

今回は、最新の5焦点眼内レンズのお話です。

 近年、老眼矯正レンズともいわれる多焦点眼内レンズが開発され、白内障の手術時に摘出された水晶体の代わりに多焦点眼内レンズを移植することで、遠近の両方が見えやすくなるというレンズが開発されています。

 そんな中、これまで2焦点レンズ・深度拡張型・3焦点レンズ等様々なレンズが発売されてきましたが、イスラエルのHanita社が世界初となる5焦点眼内レンズを発売し、2020年9月から日本でも取り扱いが開始されたので当院でも導入を決定いたしました。

 簡単には、当院のHP ”多焦点眼内レンズ(老眼矯正眼内レンズ)(こちらをクリック)” に説明がありますが、ブログではもう少し掘り下げて、実際の見え方や新しいテクノロジーの話をしてみます。

①、そもそも、多焦点眼内レンズというのがどういう構造をしているかというと、レンズ自体が段差を持つような構造を持つ(上の画像で眼内レンズに線が入っている部分が段差です。)ことで、目に入ってくる光を分散して遠くと近くを同時に見ているというのが、多焦点眼内レンズの特徴です。そのため、単焦点眼内レンズより、それぞれの距離についての見え方の質が若干低下するのがデメリットとなりますが、大半の方は日常生活において強い支障がでることは少なく、眼鏡をかける頻度を減らせるという利便性もあって使用されています。

②、具体的には下図のように、距離毎の光を分散させるように配分 (図1) することでインテンシティは 5つの焦点距離(40cm・60cm・80cm・133cm・5m)を持ち、日常のあらゆる活動をカバーできるようになりました。

(図1) INTENSITY 距離毎の光の配分曲線

③、また、最新の特許に基づいた独自のアルゴリズムによるフーリエ変換で計算された回折構造をもつため、下図のように従来のレンズにないほどの光エネルギーの損失(エネルギーロス)が低下しています(図2)。

(図2)INTENSITY と3焦点レンズの光透過率とエネルギーロス比較

④、そのため、これまで多焦点眼内レンズで出やすいとされていたハロー等、光の ”にじみ” がより少なくなることで、自然な見え方をえられるようになりました(図3)。

(図3)INTENSITY と3焦点のハローの比較

⑤、また、それぞれの距離での見え方がよりはっきりとすることで、従来の多焦点眼内レンズよりも見え方の改善が得られ、より理想とする見え方が得られたと考えられています(図4)。

(図4)INTENSITY と3焦点の見え方イメージの比較

⑥ 欠点としては輸入レンズとなりますので、輸入の手続きが輸送の時間として3-4週間程度かかること。日本では未認可の為、自費診療での手術が必要となること。 先に述べましたように、どうしても多少はぼやけ感が出る可能性はあるといったところです。

 いずれにしても、群雄割拠の眼内レンズ業界にも、新しい風がどんどん吹いてきているのを感じる日々です。これからも、しっかりと勉強して皆様に適切な眼科医療を届けたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

うえだ眼科クリニック、12月15日の手術内容

2020年12月15日

本日、白内障手術5件(多焦点レンズ1件を含む)+霰粒腫手術1件+眼瞼下垂手術1件、合計7件の手術を無事に終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています 。