うえだ眼科クリニック、4月23日の手術内容と眼瞼痙攣
2019年04月23日
本日、白内障手術4件、眼瞼痙攣(けいれん)に対するボツリヌス注射1件を無事に終了いたしました。 明日の皆さんの手術後の笑顔を楽しみにしています。
当院では、眼瞼痙攣に対するボツリヌス注射をしているのですが、これって実は美容整形で用いられている注射で、ボツリヌス菌という細菌の神経麻痺させる毒素だけを抽出して、弱毒化(弱めた物)したものなのです。毒素というからには、神経の間に働いて麻痺させる毒なのですが、実は皮膚などのしわが改善するということで、女性のしわとりとして実施されている美容形成は多いと思いますので耳にしたことはあるのではないでしょうか。
眼科領域では、眼瞼痙攣というまぶたの周りが不随意(無意識)でけいれんするために目が開けられなくなる場合に眼の周りに注射して症状を改善したり、最近は子供の斜視の治療として試用されることが認められています。保険適応ですので、適切な価格で受けられるのですが、適応となるかどうか診断が必要となりますので、ご興味のある方はお近くの眼科で相談してみてくださいね。詳しくは当院HPの眼瞼痙攣のページでお話ししたいのですが、現在作成中ですので、しばらくお待ちください。