うえだ眼科クリニックの
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うえだ眼科クリニック、8月27日の手術内容

2019年08月27日

本日、白内障手術5件( 多焦点1件、乱視矯正2件込)・霰粒腫切開手術1件を無事に手術を終了いたしました。明日の皆さまの手術後の笑顔を楽しみにしています。

 最近、多くの眼科で白内障の時に使用されている乱視矯正の眼内レンズですが、適切に使うことにより元々乱視が強い方の助けとなる眼内レンズです。手術中のレンズの位置合わせや、術後にレンズの位置がずれた場合に再手術が必要になる場合があるなど、ちょっとしたコツが必要なレンズなのですが、このレンズを使うことで、少しでも患者さんの生活が楽になるようにと導入しています。ただし、乱視レンズを入れなくても大丈夫と判断したものの、中には予期せず手術後に乱視が強くなる方もいます。こればかりは手術前から完全に予想は出来ない部分ですので、これからも多くの症例を手術することで少しでも、患者さんの手術後の視力が良好に維持できるようにがんばっていきたいと思います。

乱視矯正レンズです。足のようになっている部分の根元に乱視矯正の軸が記してあり(小さい穴3つ)それを元に乱視を矯正します。